しゅむ

しゅむ
I
しゅむ
(動マ四)
〔「染(シ)む」の転〕
(1)刺激で痛みを感ずる。

「(ソノ薬ハ)~・むか, ~・むであろがの/浄瑠璃・伊賀越道中双六」

(2)気が沈む。 陰気になる。

「いやもう~・んだ話で気がめいつた/浄瑠璃・生写朝顔話」

(3)みすぼらしくなる。

「おまいがたがそないに~・んだなりして/滑稽本・膝栗毛 8」

(4)盛んになる。 興に乗る。

「みさき踊りが~・んだる程に, 親仁(オヤジ)出て見や/浄瑠璃・忠臣蔵」

(5)所帯じみる。

「大分(ダイブ)世帯に~・んでるらしい目立つ鹿の子の油垢(アブラアカ)/斑鳩物語(虚子)」

II
しゅむ【主務】
主としてその事務を取り扱うこと。 また, その人。

「~大臣」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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